子育て

育児中の妻から急な連絡、「今日は実家で晩ご飯食べるから、仕事終わったら来れる?」

妻の実家となると気を使う人も多いんじゃないでしょうか。

しかし私は、特に抵抗はありません。

その理由は、出産に併せて妻の実家に入り、それからおよそ2年間お世話になったからです。

その経験が生き、おかげで急な実家ご飯にも、平然と対応できるようになりました。

でも当初は、同居の難しさを色々感じることがありました。

そんな経験を伝えたいと思います。

引っ越し当時、妻の実家の家族構成

実家では義理の母、祖母が2人暮らしをしていました。義理の父は亡くなられており、いません。

そのような状況の中に、妊娠中の妻と、私がお世話になることになりました。

それまではアパート暮らしをしており、妻と2人だけの生活を3年続けました。その間、妻の実家には何度かお邪魔しに行くことはありましたが、行くときは必ず緊張します。気遣いも忘れません。

心のどこかで、妻のパートナーとして相応しくない姿をさらす出す事は出来ないと、がんじがらめになっていたからだと思います。

認められていないより、認められたい。

受け入れ拒否より、祝福してもらいたい。そう思うのは自然なことだと思います。

同居が始まって感じた数々の違和感

今まで育ってきた環境が全然違うのだから、違和感を感じるのも不思議ではない。私としてはお世話になる身。ワガママはなるべく我慢して妻の実家のしきたりにまずは従うというスタンスを取ることにした。

トイレにトイレットペーパーは流さない

最初にインパクトがあったのは、トイレにトイレットペーパーを流さないということ。流さない理由としては下水完備ではなく、浄化槽へ汚水を流し、溜まってきたらくみ取りを業者に頼む仕組みだったため。

トイレットペーパーを流さないと、浄化槽のくみ取り間隔を延ばすことができ、結果的に節約に繋がっていた。くみ取りは浄化槽の大きさや、くみ取り業者によって価格は違うらしいが、5人槽で1回3万円しない程度。

目安1年に1回のくみ取りをオススメされるが、トイレットペーパーを流さない事で、その期間を延ばすことが出来ていた。

しかし、一番気になるのはトイレ内に設置されたゴミ箱の匂いだった。

ウォシュレットをしているとはいえ、やはり多少のにおいは気になるし、それを回収するのも抵抗があった。

この件に関しては、同居してから、マイホームを建てて引っ越しをするまでずっと続いていたが、違和感を脱ぎ去ることは結局出来なかった。今まで育った環境では経験が無かったことなので、習慣は簡単には染まらないんだなと思った。

冷蔵庫って勝手に開けていいの?

義母は現役の看護師で収入もあるし、夫を早くなくしているので遺族年金ももらっている。世帯の収入としては私達が入ることで増加することになり、支出も、もちろん増えた。

さすがに生活費は入れた。じゃないと毎回おごられているような感覚になるし、食べることにも気を使うことになる。自分達も生活費を入れているのだからという気持ちが、うしろめたさを和らげてくれていた。

でも、冷蔵庫を勝手に開けるのだけは抵抗があった。

冷蔵庫を漁って、お酒を飲んだり、デザートを食べたり、アイスを食べたりすることは同居中は控えるようにした。

食べ物に名前が書いてある訳じゃないし、「誰の」ものか分からない状態で、義母のものだと後々面倒になる可能性を秘めていたから。

だから自分で買ってきた物や、妻が食べて大丈夫といったものにしか手をつけることがなかった。

パートナーの実家の冷蔵庫って勝手に開けてイイの?

テレビのリモコン権はないと思え

もともと2世帯を考えた造りになっていないため、すべての家の設備が兼用となる。1階には2部屋あるが、1部屋は足腰の弱った90歳過ぎの祖母の寝室として使われていた。

他リビングがあるが、日中は祖母がテレビを占拠している。夜は見たいテレビがあっても、妻や、義母が優先と考えていたため、同居中はリビングで自分の好きな番組や、映画をみることはほとんど諦めていた。

もしどうしても見たい番組がある場合には、2階に上がって、私の為に空けてもらった1部屋で鑑賞する他なかったが、生まれたばかりの子供を横に、自分の興味や趣味を優先することにも、後ろめたさを感じていた。

当時はコールオブデューティーというFPSジャンルのゲームにどハマりしていた事もあり、子供が生まれてからも、どハマりの延長で時間を見つけてはゲームに没頭していた。

でもさすがにこのままでいけないと思い、PS4を手放しゲームから卒業することになった。それ以来、ゲームをする機会はめっきり減ってしまった。

結果的に子供と接する時間が長くなり、ゲームを止めれたことは良かったと思っている。

予期せぬ出来事は突然目の前に

お風呂場ももちろん一つ。私達が引っ越ししてくる前は、義母と祖母の女2人暮らし。風呂上がりに裸でうろついたって家族なのだから特段問題はない。

その習慣が時々出てしまうのだ。

私が出掛けて家にいないと思っていたら、実は帰ってきていた。そんな時にちょうど風呂上がりに真っ裸で義母や祖母が家をうろつくため、視界に捉えてしまったことが何度かあった。

私としては不可抗力。やるせない気持ちになる。

加害者・被害者はいない。けれどもしかしたら私は被害者だったのかもしれない。

妻の数十年先を見た気持ちになった。

親との同居は良いことも一杯

貯金が溜まる

親が働いている場合、世帯収入の増加が見込まれるため、生活費を折半出来れば、負担は軽減出来る。軽減できた分を貯金に回すと貯金がドンドン出来る。

当時は毎月10万円ほど貯金していたため、額がみるみる増えていった。

子供が生まれてからは、子供のためにとスライドドアの軽自動車を購入したので、貯金は無くなってしまったが、親の理解や協力があれば本当にお金は貯まる。

子供の面倒を見てくれる

初めての出産後、すぐに育児が始まる。子供が生まれてからの生活は、子供がいない生活とは180度違い、女性の負担も大きい。心の支えとしてパートナーの手助けがあればもちろん心強いだろうが、パートナーだって子育ては初心者。

そんな時に経験者が同じ屋根の下にいるのは、心強いと思う。

さっきまで同居中の違和感をつらつらと書いたが、一番望んでいたのは産後うつにならないための、ファースト育児の負担の部分だ。

これに関しては本当に恩恵を感じている。

妻が初めての育児に疲れてしまったとしても、娘が大変ならと育児を変わってくれる義母の存在は本当に大きい。

昔と今で育児方法が変わっている部分もあったりするが、本質的な部分は今も昔も一緒なので、私達より全然上手に子供をあやす。

(さすがです)

そうして義母や祖母からアドバイスを貰いながら、妻も育児スキルをグングン伸ばし、今では3人の母親となりました。

親との同居まとめ

世の中色々な家庭があると思いますが、私としては一度同居したことによって、当時は色々な違和感を感じながらも、今では良好な関係を築けているのは同じ釜の飯を2年間食べたからにほかなりません。

嫌だなと思うことは、もちろんありました。

それは私だけでなく、義母が私に対しても同じように感じていたことでしょう。

その間に挟まれていた妻にも負担はあったことでしょう。

それでも良かったことの方が上回り、嫌だった思い出は霞みます。

また、マイホームを建てるまでの期限付きの同居だった事も、私が我慢できた要因の一つです。永遠にではなかったことがよかったです。

親との関係が良好なら、実家に戻って親と一緒に子育ても検討の余地ありだと思いますよ。

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