知らないことがわかるとスッキリとした気持ちになったことはありませんか?
先日妻がこんな本を買ってきました。
中身をすこしめくって見ると、「あら、面白い!」
子供向けの本であることは間違いないと思いますが、大人にも楽しめる本でした。
読み聞かせしながら、心の中でなるほど~と感心している自分がいます(笑)
大人も楽しめるその理由
誰にでも知らないこと、興味のあることを知りたいという、知的好奇心は備わっているかと思います。
子供だけではなく、大人にも。
大人はなんでも知っている・・・とは限りません。むしろ自分が思っている以上に無知だったりします。
間違って覚えていたり、そもそも知らなかったり。大人と子供では興味の持ち方が違うのかなと思います。子供と会話をしていると、ふとした質問にハッとさせられたという経験はないでしょうか。
今はスマホの普及で、知らない・分からないことも調べれば簡単にインターネットで検索出来ます。
小学生の高学年ともなればスマホを持たせている親もいるかもしれませんが、子供が低学年のうちはスマホを持たせることに抵抗がある親も少なくないのかなと思います。
そんな子どもたちの好奇心をクリアにするのは、親の役目であったりもします。
「これなーに?」「なんでこうなるの?」
という質問・疑問をぶつけられた時に、なるべく答えてあげられる、または一緒に考えたりすることが、子育ての大事な部分かなと思ったりしています。
わからないもの=一生わかならいもの
としてしまうと、子供の成長過程で学ぶ意欲や、問題解決能力の低下に繋がってしまうのかなと。
今後AIの発達とともに、世界は大きく変わっていくかもしれません。いや、きっと大きく変わります。
そうなった時に、興味をもつ→考えたり、調べたりする→解決する→新しいことに興味をもつ・・・の繰り返しでどんどん成長して、変化の早い社会に上手に対応して欲しいと願っています。
発行元は小学館
小学館と言えば、長年にわたってドラえもんやポケモンを刊行しています。
我が家の子どもたちもドラえもんが大好きで、よくTVで見ています。私も小さい頃からドラえもんを見てきましたが、親になった今、子ども達とこうして一緒に楽しめるアニメは本当に偉大だと思います。
私が子供のころ、月刊コロコロコミックというブ厚い雑誌によくお世話になっていました。今も続いているのでまだまだ人気なのでしょうか。
小学生男子のバイブルでしたよね?小学生女子なら、ちゃおとかでしょうか。
他にも、児童向けの学習誌にベビーブックや、めばえ、幼稚園、学習幼稚園など、小学館を知らなくても、誰でも1度くらいは絶対にお世話になっているのが小学館。
子供向けの本に限らず、成人男性・女性から未成年まで幅広く展開している、出版業界では超有名な企業です。
ふしぎの図鑑について
本の冒頭部分を紹介します。
この本を読むみなさんへ
ふしぎに 出あうと 頭に ?がうかびます。
?は「はてな」と読みますが、
「ふしぎははてしなくつづく」と いう いみが
かくれているのではないかな、と 思っています。
むかし 冒険家が ふねで 地球を ひとまわりしました。
そして 地球は 丸いと 知りました。
では、地球は どうして 丸いのでしょうか。
ほらね。ふしぎが とけると 新しい ふしぎが 生まれます。
だから、まだある ふしぎの 図鑑ふしぎの図鑑 冒頭より
本の中の漢字は一部例外をのぞき、小学2年生までに習うものだけを使用し、漢字にはふりがなが付いているので低学年の子供でも1人で読むことができます。
また、記載してある内容は、特に記載のあるもの以外は2020年1月時点の情報です。
紹介してるテーマ
- いきもの
- しぜん
- からだ
- たべもの
- せいかつ
5テーマ 78のふしぎにに対して答えが紹介してあります。
たとえば、
- 虫がひっくり返って死ぬのはなぜか?
- 太陽にはいけるのか?
- ペットボトルにはどうしてつるつるとでこぼこがあるのか?
- はねのないせんぷうきのかぜはどうやってでてくるの?
- ロボットはひとよりあたまがいいの?
- たねをたべるとどうなるの?
- おならをがまんするとどこにいくの?
などがあります。私がなるほど~と思ったテーマです。
最後に
子供は好奇心のかたまりです。大人に好奇心がないわけではありませんが、好奇心の向く先が違うだけかと思います。
スマホの加速度的な普及で、わからないこともインターネットで手軽に調べることができ、簡単に疑似体験をすることが可能になりました。
でも、液晶画面を通してでは、絶対に感じる事ができないことがあります。
本当の体験をすることで、目や耳、香りなど複数の情報によって記憶に残りやすくなります。
子供は危険な加減も、日々の生活のなかで学んでいるのです。
そのキッカケにもなる、子供の好奇心や探究心を上手に育てるために小学館のふしぎの図鑑はどうでしょうか。