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デキる派遣!製造業で見た正社員より出来る人の特徴

教える人

派遣って使えないやつばっかりだよな・・・。

悲しいかなこんな生の声が職場から聞こえてきます。

でも、私はそう思いません。運やタイミング、家庭事情、やりたいことの優先、さまざまな理由で正社員になれない人、ならない人を私は見てきました。

私は製造業に10年以上従事するものです。

今は派遣社員と一緒に仕事をしていませんが、繁忙期には100人以上の派遣の人達と一緒に仕事をしてきました。

出来る人は出来る、もちろん出来ない人もいる。

それが私の率直な感想です。

強い派遣社員の特徴

明確にやりたいことがある

以前一緒に仕事をしていたOさんは、数ヶ月みっちり仕事をして、残りの期間を海外で生活するというような働き方をしている人がいました。

日々の食べるものは、スーパーの値が落ちた品を厳選して食費は最小限に抑える。

会社で食べるお昼ご飯も、他者と比べると明らかにさみしいおかずです。

でも、そのOさんは海外でゆっくりと生活するために、日本にいる間は裕福な生活をせず、海外の物価の安いところで伸び伸びと過ごされていました。

退職後連絡を取っているわけではありませんが、サラリーマンの自分と比較してすごく自由な生き方している、と当時はものすごいカルチャーショックを受けました。

今思うと、Oさんの人生は刺激に満ちあふれていて、何かに属していないと安心感の得られない私からは想像出来ない強い人だったように思います。

お金ではない、経験を買われていたOさんは今頃どこの国に行っているのだろうか。

コミュニケーション能力が高い

仕事が出来る人は総じてコミュニケーション能力が高かった。

多くの人が派遣会社に登録して、募集先の会社に派遣されるという形であった。

たくさんの転職経験がある人もなかにはいる。中には職場に馴染めず転職を繰り返している人もいるが、たくさんの職場を回り、多くの人と短い付き合いをするなかで磨かれたコミュニケーション能力が高い人がいたりする。

仕事をてっとり早く覚えるには、まずは素直に聞くことができ、そしてそれを実践する必要がある。

コミュニケーション能力が高い人は、自ら仕事を見つけたり、生み出したり出来るので、成長も早い。コミュニケーションが進むと相手も好意的に接してくれるようになるため、仕事を教えてくれたり、助けてくれたりするようになるため成長はさらに加速する。

成長は環境に影響するそれは確かだ。

でもそこに自分以外の人が絡んでいるのであれば、コミュニケーションを良くすることで職場自体の風通しがよくなり、結果的に環境が改善されることは十分考えられる。

コミュニケーションの上手な人は強い。与えられた環境にも屈することなく、その場を打破できるスキル、それがコミュニケーションだ。

考え方が柔軟

辞めたければ辞めればいい。これを聞くと責任感が無いように思えるかもしれないが、考え方が柔軟な人に限って、自分の仕事には責任を持って取り組む。

待遇は正社員に劣るかもしれないが、会社の方針・職場の雰囲気・人間関係。合わなければ辞めればいい。

お金と引き替えに選択肢の少ない、厳密に言うと正社員でもらえる給料に慣れてしまって考えるの辞めてしまった会社員とは一線を画している。

チャンスは転がっている。

その実力や人間性、成長を買われて正社員になった人も多くいる。将来のやりたいことの為に、それまでのつなぎとして働くこともできる。

それよりも、正社員じゃなくても生きていけると、自分に腹に落とし込めていることが最強だ。

自分のことを客観的に分析が出来て、転がってきたチャンスにいつでも飛びつくことができる、そんな貪欲さは正社員でいるなかなか身につかない。

ハングリーな精神をもつ派遣は強い。

正社員より出来る派遣の特徴まとめ

残念だが、正社員より出来る派遣はたくさん存在する。

正社員は唯一無二そう思いたい気持ちも分かるが、派遣の存在をナメてはいけない。

出来る派遣からは、正社員であろうとも学ぶべき姿勢を崩さず、盗めるところは盗む。そのような姿勢が必要である。

出来る派遣は派遣であろうが自立した一人であることが多い。当たり前のことは当然出来るとして、その当たり前以上のことをこなす。

社員でもどっぷり甘い待遇をもらいすぎていると、それが当たり前になり、慣れから正常な思考が働かなくなる。

今、これだけの給料をもらって生きている。何を変える必要があるのだろうか。

生存者バイアスが働き、変わろうとはしないのだ。

実はアリ地獄にハマっているのは、自分の頭で考えない、自立しない正社員の方かもしれない。

だから今派遣でも、自分は劣っているなんてことはなく、運やタイミングによって定職に就けなかっただけ。チャンスはどこにでも転がっている。

自分を責めるのはやめて、顔を上げ少しでも前進したらいいさ。

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