育児疲れに悩むパートナーの少しでも力になりたい。そう思ってこの記事を読んでくれたのでしょう。
とても前向きでいいと思います。
でも答えは簡単です。それはパートナーの言葉に耳を傾けることです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
夫婦の数だけ答えは無数にあります。パートナーに求めるものは夫婦によって全然違います。
ですが、聞けない人も聞きにくい人もいることでしょう。なので、私のパートナーであり子育て真っ最中の妻の意見を参考にしてみて下さいな。
少しでもパートナーの負担軽減に繋がればと思います。
パーフェクトを求めないで
子育てにプラスして家事も平行にこなさないといけません。
子供が生まれる前と生まれた後では、こなすべき育児・家事の量は倍増します。それに加えて働きに出ている人は、より効率よく家族の協力を得ながら育児・家事をこなす必要があることでしょう。
私の妻は3人の子供を持つ専業主婦ですが、育児・家事をそれなりにこなしています。
それなりにというのがポイントで、完璧を求めないことです。
仕事から帰ってきたら、お風呂が沸いていて、食事の準備もバッチリ、家の中はキレイに整理されている・・・なんて無理ですから。
自分の興味が最優先の子供の相手をしながら、働きに出たパートナーへの配慮も万全。
それは求めすぎです。
スタミナはそれぞれ違うし、スタミナが減らない!なんてことはありません。
パートナーにはパーフェクトを求めすぎない。これが大事です。
先回りして対応して欲しい
家事に子育て、それらを分解すると、多岐にわたります。
たとえば食事の場合、材料の確認・献立を考える・材料の買い出し・調理・食器の片付け、これらに加えて、月齢の違う子供がいれば、与えるモノが母乳であったりミルクであったり、離乳食であったり、複雑化しますね。
1人で食べてくれれば助かりますが、しばらくは1人で食べれません。
ご飯をこぼすことも多く、洋服の交換、掃除機掛け、布巾掃除と、常に追加仕事と背中合わせです。
こぼしてもいいようにスタイをつけて被害を最小限にするとか、こぼしてしまったらすぐに対応するとか。
絶対にこぼさないように対応できればいいですが、もしこぼしてしまったときは、すぐに行動することが大切なんです。
絶対という言葉を過信すると、起こってしまった出来事に対してのショックが大きいものです。
少し話がそれてしまいましたが、名も無き家事と言われるように、家事・育児を細かく分解すると、多くの作業があります。それらの一部を先回りしてやるだけでパートナーの負担は激減します。
言われたなら素直に対応して欲しい
何をしていいか、わからないから言ってほしい。
それを伝えたまでは良いことだと思います。
しかし、いざ言われるとムッとしてしまった経験はおありではないでしょうか。こんな意見が妻から出るってことは、普段私も顔にでてしまっているのでしょう。
これはイケてませんね。
やはり家事・子育てが慣れている方は、見えている世界が違います。また数分先・数時間先、明日のことも考えて行動しています。ですが、子供というのは興味が湧く方へ、磁石のS極とN極のように自然と吸い寄せられます。
だから予定通りに進ませるのは、困難を極めます。
ある程度予定に対して余裕をもった行動をしないと、吸収しきれません。だから言われた時は、すこし遅い可能性があります。
そんな時だらだらと、やらされ感丸出しでやられても・・・って感じになるわけです。
パートナーを疲れさせないためにも、言われたら素直にやる。なるべく早くやる。出来ない場合にはその理由を伝える。それが大事です。
最後に
察して欲しい。それはお互いに望むことかもしれません。
でも、生まれも育ちも違う男女が結婚して子供が出来たからといって、心情を100%読み取れるほど甘くはありません。
言葉を交わすことなく、相手の想いを読み取れるのであれば、お互いに不満は生まれないはずです。
でも、不満が生まれてしまうのは、言葉が足らずに読み取っているつもりで、すれ違っているからです。
これから先、何年も一緒に暮らすパートナーの負担を軽減させるにはどうしたらよいだろうかと、赤裸々にも実際に妻と話し合った内容です。
すこしでもこれからの夫婦生活が上手くいくことを願っています。