我が家ではクリナップのクリンレディを導入して早2年が経過しました。
導入の際には、大抵料理する側の意見を通すことかと思いますが、我が家の料理人(妻)に
なんと興味なし・・・。それで本当に良いのか、私の妻よ・・・。
予算もありますし、かけられる金額はそれぞれ違うと思いますが、私がお願いした工務店ではLIXILかTOTOかクリナップ、この3社の中から選ぶ必要がありました。
我が家の料理人はあまりにも無関心だったので、私が予算の範囲内でもっともよいと思った、クリナップのステンレス製(さびにくい)のキッチンを妻に提案し、その後惜しげ無くショールームに通い、最終的にクリンレディに決めたのです。
我が家が目指したキッチン
毎日使うモノだから、キレイさを保ちやすく、掃除やメンテナンスなど楽な方がいい。使い勝手もよければなおさらイイ。
便利への飽くなき追求はとどまることを知りません。
ということで、お金を掛けてフルオーダーすれば一番理想に近づく事はできると思いますが、さっきも言ったように予算が限られています。
限られた予算の中で最高のモノを!と言うことで、出来る限り妻の負担を減らすべく、ずぼらな人でもキレイを保てるキッチンを目指しました。
ステンレス製であると言うこと
クリンレディは2011年からステンレスキャビネットを採用しています。キッチンの下を覗けばわかります。
ステンレスは水や熱に強く、優れた強度を持っています。
ご存じのとおり、キッチンでは水を使い、そして火も使います。
耐久性とメンテ性、そして安全性を考慮しました。
時短・メンテ性 効率性を追求し導入したオプション
流レールシンク
注目したのは、シンクの水の流れ。
排水口までごみを運ぶ水路を計算し尽くし、
日々の調理を格段とラクなものにしました。
汚れにくく、洗いやすいを実現する流レールシンクです。
滝汗・・・。
きっと使い方を間違えているんだな・・・うん。
手前に傾斜をつけ、水路を作ることで水の流れをアシストしてくれます。しかし、洗う場所によっては、洗いながらも流れるということはなく、動画にはない大きいモノが水路を塞ぐと流れをせき止めます。
その流れやすさがあだとなることもあります。逆にどんどんクズをクリン網かごまで流してしまい、排水できずふんづまりを起こすこともあります。
流れやすさの陰には、先ほど述べたような事がおこります。光と闇ですね。
どんなシンクでも最終的にはシャワーで排水口までクズを誘導するのではないでしょうか。
従来の排水口へのシャワー誘導から、流レールシンクの水路→排水口への誘導により、簡単に排水口までクズを運ぶ事ができるため、節水にもつながります。
まとめ
クリン網かごでクズをキャッチし三角コーナーにポイッっと、すればよいのでメンテ性は良いです。
そしてクリン網かご、三角コーナー、排水口すべてがステンレス製となっているため、耐久性があり、ごしごし洗えるので衛生的です。
洗エールレンジフード
自動でレンジフードを洗ってくれる優れもの。
多くの方が気になる、
換気扇のファンとフィルターを
自動洗浄できる画期的なレンジフード。
使い方はシンプル
- 洗浄ランプが点灯したら
- 白いトレイ(給湯)に40度~45度の650ccのお湯をいれてセットする
- 洗浄ランプを押すと洗浄が始まる(約10分間洗浄)
- 洗浄終了後は、水が青いトレイに排水される
- 青いケースを洗って、元に戻せば完了
上記の手順でレンジフード内の約8割をお掃除できます。残りの2割は後述します。
およそ2か月に1回の自動洗浄で約10年はファンフィルターを外さずにお掃除が可能という点も、ずぼらな主婦には優しい気遣いですよね。
水の節約だってすごいんです。
出典:クリナップ株式会社 クリンレディカタログ 126ページ
ただし、全自動じゃんラッキーというわけではありません。
実際に2年使ってみて気がついた事を紹介します。
排水用の青いトレイの洗浄がややネック
洗浄が終わると油汚れが青いトレイに回収され、油っこい水ができあがります。
トレイもキレイな長方形の形をしていないので、隅っこが4つ以上あり、油汚れを隅々まで落とそうとするとやや大変です。
その他のお手入れ箇所 目安は1か月に1回
運転を停止させて、整流板をはずします。
整流板の表面、内面および端部は水分を含ませたスポンジ、 柔らかい布などで汚れをふき取ります。
最後にフード本体内部の清掃を行います。
その他、余談
私は身長が174cmほどです。コンロ上部に位置するレンジフードのつばが、シンクと奥行きがほぼ一緒のため、コンロにかけたフライパンや鍋を覗いたときに頭をぶつけるということがありました。
慣れるまでは注意が必要かもしれません。
まとめ
お湯をセットし自動洗浄していくれるので、やっぱり楽です。洗浄する手間を大きく省けるので、子育て中で忙しいと感じる家庭には重宝します。
水の節約にもつながるので、家庭に優しい。
油モノって洗うのが大変なので、排水トレイの清掃は少し手間ではありますが、フィルター部分を自動洗浄してくれるのは、恩恵が大きいです。
ステンレストップ ドッド柄コイニング加工
表面に水に馴染みやすい、セラミック系特殊コーティングが「美コート」が施されています。そのため、汚れの下に水が入り込み、汚れを浮かしてくれるので、落としにくい汚れもさっと拭くだけで大丈夫です。
また表面に気にならない程度の小さなドット(凹凸)があり、モノを落としても接地面を減らすことで、キズつく面積を小さく抑え、キズが目立ちにくくなっています。
台所に立つ人にとっては、キレイさを保つということは永遠の課題ですよね。
友達を呼んだり、姑が来たり、何かとキッチンは気になるモノ。他人様のキッチンってどんなんやねん。見られても大丈夫なように普段からキレイに使えていれば何も問題はありませんが、なかなか毎日そこまで意識して使うのは疲れると思います。
だったら最初から、キズが目立ちにくい、清掃しやすいステンレストップのドット柄コイニング加工されたものを選ぶのは、間違いではなかったと思っています。
ガラストップコンロ Lisse
出典:クリナップ株式会社 クリンレディカタログ 117ページ
このイージークリーンガラストップ、熱を分散させることにより、熱を抑えて焦げ付きを防止する書かれています。
実際我が家では2年間ほぼ毎日料理をしていますが、焦げ付きをありません。
外せる部品が多く、ガラストップの清掃も簡単に行えます。
またカラーステンレスフェイス対応なので、操作面のカラーをステンレス扉と同色にすることができるので、キッチン全体のカラーコーディネートにはオススメです。
使用感が出ている画像になってしまってますが、コンロ部分のフェイスカラーが他の部分を同じになっているので、コンロの存在が浮き出てきませんよね。
我が家はLisseを採用しました。
最後に
人に見せる為のキッチンを作るのでしょうか?
それとも日常の手間を少しでも減らし、自由時間を生み出したいのでしょうか?
どんなキッチンにも良さはあります。
自分達が使いやすく、愛情を注げるキッチンにすることがとても大事です。
その点で、クリナップのクリンレディは1983年に初登場して以来、長きにわたり改良を重ね、今でも愛され続けている商品です。
愛されるには理由があります。
決して安い買い物ではありませんが、今後の導入をお考えの方の参考になれば幸いです。