付き合いが長くなると会話も減りがち。
そして「あ」といえば「うん」と答えて欲しいややこしさ。この先に円満という形は存在するのでしょうか?
かくいう私も、子どもが出来てからは、より妻との会話の回数が減った・・・というよりも妻の言葉にリアクションしなくなってしまいました。
「腰が痛い・・・」
「・・・」
冷静に考えるとさすがにダメだろって思います。
私の脳内では何が起こっているのでしょうか?覗いてみましょう。
腰が痛いという妻に思うこと
子どもが産まれてからというもの、妻の口癖となってしまったのか、よく「腰が痛い」と言っています。
最初は「大丈夫?」と声をかけていたものの、段々とその会話もなくなり、
「腰が痛い」という言葉だけが一人歩きするようになってしまいました。
そんな妻に対して、こう思います。
もっと散歩に出かけたりして体を動かした方がいいよ。若いときに比べて筋力も低下しているし、腰周りに負担が来ているんだよ。と。
でもコレをそのまま妻に伝えてもきっと
「それは分かっている・・・」
と半ギレされてお終いという未来が見えてしかたがありません。
その結果「・・・」だんまりを決め込み、または聞こえないフリをしてしまっているのです。
その循環の先に会話が続かないという結末が待っています。
妻に話し掛けられても子どもに夢中
女性は子どもが出来ると、当然ながら子どもへの関心が増し、夫との関係が以前よりも冷めてしまう、という人も多いのではないでしょうか?
男性は都合のいい生き物です。
相手にして欲しい時に妻に甘え、それ以外のときは子どもに甘えます。
日中仕事に出て、帰宅すると小さな子ども達が迎えてくれます。なにより落ち着く瞬間でもあります。子ども達がパパに話し掛けてくるし、妻も今日の出来事なんかを話してきてくれますが、同時には聞き取れません。
その結果、妻の話を、話半分で聞いていることとなり、後で言った言わなかったのプチ喧嘩に発展したりします。
夫婦間における誠実な関心とは
鋭い方はお気づきでしょう。
人は誠実な関心が自分に向けられたとき、自分の内側を見せてくれるものです。私はあなたの話をちゃんと聞いています、という姿勢が大事です。そして相手にもそう感じてもらうことがとても大事です。
自分だけがちゃんと聞いてます(風)じゃダメなんです。
きちんと反応してあげる。
「あ」「うん」じゃ全然伝わりませんよ。
最後に
とか言いながら自分に言ってます。
自戒です。
振り返ってみると冷たい夫だと思います。会話の幅が狭く、反応も薄い。髪の方も徐々に薄くなってきたし。
妻を想う、そして子どもを想う。
親が離婚をして、そうゆう家庭で育ったからこそ、結婚に思い入れがあり、離婚はしたくないと思ってる。
でもそれは独りよがりで、妻に離婚したいと思わせてしまったら、すべての原因は自分にある。
初心を忘れず、妻を大事していきます。