育児中は子供との食事が苦手で、集中せずにフラフラするわが子にイライラします。
どうしたらもっと笑顔でストレスなくご飯を楽しめるだろうか。
どうしたらもっと集中して食べてくれるのだろうか?そんな疑問が頭の中をめぐり、時間が解決してくれるの?環境が解決してくれるの?分からんけど、子供用のテーブルを購入or作るって考えたのが始まり。
子供は自分のモノっていうこだわりが強くないですか?兄弟がいるとこれは僕のだと主張します。
だから子供が小さいうちは、自分サイズのローテーブルの方がいいのかなと思い始めました。
ホームセンターで市販品を見て回り、価格も確認。「自分でも作れそうだ」と謎の自信が芽生えたので、図面も書かずに行き当たりばったりで作ってみることにしました。
市販品より自分で作ったほうが愛着が湧くし、子供の成長に合わせて作り直しすることができるし、汚れても全然構わないので。
育児中の気になる、汚れても構わないってのがストレスを軽減してくれるので、一番のメリット。
ローテーブルをDIY。適当な材料を買ってみる
とりあえず想像図面で、
- 天板 (600mm×450mm 18mm)
- 丁番
- 足
この三つがあれば完成はするだろうと、根拠のない自信だけが先行します。
▼実際に購入したのがこれです。
作成手順
- 天板の角をジグソーで丸くする。
- オービタルサンダーで天板上面を磨く
- 角材を半分にカットする(600mmを半分)
- 丁番の位置を決めて脚を固定する
▼そしてこの手順を踏んで完成したのがコチラ(なんとか形になっています 嬉)
▼ローテーブル裏側(脚の開きは67.5度)
3時間程度で完成し、子供たちに与えてみたところ大喜び。遊ぶテーブルとして、ご飯を食べるテーブルとして大変気に入ってくれたようです。
しかし実際に使ってみるとガッカリポイントがあったので、紹介します。
実際に使ってみて分かった残念なポイント
テーブルの脚がガパガパ
折りたためるように丁番を使用しましたが、使用した丁番は180度以上開くタイプで、90度では止まってくれません。
最初90度で脚を取りつけようとしましたが、テーブルに左右の力が加わると簡単に脚がたたんでしまうので、それを回避するために角度をつけ、使用中にたたまれにくくするように工夫しました。
ただ折りたたむ際に、折りたたんだ脚を固定するものがないので脚がガパガパで、場合によっては手を挟む危険性があります。
今後マグネットキャッチでもつけようかと思います。
ご飯・みそ汁をこぼすとすぐにシミになる
木の吸水性がよく、こぼすとすぐにシミになります。汚れてもお構いなしと先ほどいいましたが、せっかく作ったのだから汚れにくいほうがいいですよね。ということで、再度サンダーで表面を研磨し、面をある程度きれいにした後で、耐水性を持たせるためにクリアラッカーで表面を保護しました。
クリアラッカーを二度塗りして、表面をサンダーでならして完成です。
水を垂らしても弾いてくれるので、これでご飯問題は解決したでしょう。
折りたたむ脚のスペースを考えなかったため、取付位置に悩む
脚の長さを300mmで考えていましたが、重ならずに折りたたむいい方法が思い浮かばなかったので、結局20mm脚を詰めて、斜めに収納、角ギリギリに取り付けたため、上からの耐荷重に若干の不安を残す形となってしまいました。
テーブルとして使う分には問題ないのですが、上から思いっきり荷重をかけられると脚がぐにゃっと開くかもしれません。
最後に
初号機として及第点には達したと思っている私は基本前向きです。(笑)
子供たちの成長に合わせて、その時、その時にあったものを作れるのも、愛され父さんになるひとつのポイントではないしょうか。
また作る時があれば、今回の反省点を活かしより良いものを作れると思います。
子供たちの笑顔がみたい。それだけが原動力です。