週に2日ほどミニバスの指導しているpapafunです。
練習自体は週に4日ありますが、仕事があるので実質指導に行けるのは2日程度。
接する時間は少ないですが、その中で子ども達の基礎力向上、強いていえば運動神経向上のためには必要と感じ、ラダートレーニングを導入しました。別名ではSAQトレーニングとも呼ばれたりします。
今はバスケットを教わっている子ども達ですが、そのままバスケットを続けるとも限りません。(続けて欲しい気持ちはありますが、その子の将来を決めるのはその子自身です)
別の競技をするようになったとしても、バスケットで培ったものを活かせるよう、良いとこどりのトレーニングに取り入れたいという想いが根底にあります。
ラダートレーニング導入の目的
まずはラダートレーニング導入の目的(得たいもの)を考えます。
目的
- 体の使い方
- リズム感
- アジリティー(敏捷性)
バスケットに限らず、体の使い方・リズム感・アジリティーは無いと苦労はするかもしれませんが、ある分には損はひとつもありません。
ラダートレーニングのデメリット
セッティングに時間がかかる
ささっと敷くだけでしょ?と思っていました。でも少し甘かったです。
ものにもよりますが、ヒモタイプのラダーは特に、広げて間隔を確認して微調整したり、固定せずに使う場合には、踏んだりしてズレていきます。それを都度直したりする必要があったりと、セッティングに時間がかかります。
対策として、別メニューをこなしている間にセッティングを済ませておいたり、ペグによる固定が出来ない場所で使用するときには、テープで固定したりして使うとズレにくくなるのでオススメです。
ラダートレーニングの二次効果
実際にラダートレーニングを導入して感じた二次効果はこんなものがありました。
練習メニューのバリエーション増加
単調な反復練習だけでは、子どもたちではすぐに飽きてしまいます。時間を割いて練習にきているのにただ来ているだけ・・・になりかねません。
それってとても残念ですよね。
まずは楽しむこと。これが大事なことだと思っています。飽きずに楽しく練習をするために、バリエーションを豊富にもつことは素晴らしい事だと思います。
バスケットは反復練習がキモ!と言われたりしますが、それだけではないはずです。
反復してやることに意味はありますが、少ない練習メニューでいつも同じだとマンネリ化してしまいます。様々な練習メニューを持つことは集中力を切らさずに練習に取り組むためには必要だと感じます。
大人も参加出来る
熱心な保護者は練習の始まりから終わりまでいる場合も少なくありません。
せっかくなので体を動かして見ませんか?若かったころは動いた体も、歳を重ねて子供が出来た今では、自分が思うように体が動かないなんてことはざらです。
子供の練習なので大人が張り切り過ぎても、ってところはありますが、練習に差し支えない程度だったらいいんじゃないですか。大人が参加しても。
出来なければ出来ないで子供にたくさん笑われましょう。出来たら出来たで「こうやるんだよ」と教えてあげてください。家庭でのコミュニケーションが増えますよ。絶対!
実際に購入したラダー
POWER GUIDANCE トレーニングラダーを2個買いました。
数あるトレーニングラダーの中でも、かなりお手頃なだったので、これを購入しました。
開けてみるとこんな感じ!
8種類のトレーニングメニューが書かれた冊子と、プレートが12個と外で固定して使用するとき用のペグ4本と専用のケースに入っています。
重量は約1.1kgなので、持ち運びも楽ちんです♪プレートがふにゃふにゃでちょっと残念です。
その他、気になったトレーニングラダー
スピードヘキサゴン アジリティ 高さ ステップ フットワーク 『マニュアル付』 敏捷性 ラダートレーニング 【Fungoal】
ポイント
- 連結可能
- 収納が簡単そう
- ヒモじゃないのでズレない
SKLZ(スキルズ) トレーニング用 ラダー エレベーションラダー
ラダー兼ハードルに早変わり出来るところが素晴らしい。けど価格は高め・・・。
最後に
ラダートレーニングを取り入れて良かったと思っています。
- 集中力の維持に繋がる
- 細かいステップを踏めるようになる
- リズム感が身につく
- 体の使い方が上手になる
まずは練習自体を楽しめること、そしてバスケットに興味を持つこと、これが大事だと考えています。ラダートレーニングはそのためのいちツールに過ぎません。
あるものを上手に使って、子どもの基礎能力の向上に繋がれば幸いです。