最近【話のおもしろい人の法則】って本を買いました。
こんな方におすすめ
- ななめ上の発想を手に入れたい人
- 人をもっと好きになりたい人
- 人生を円滑にしたい人
そう。私は切実におもしろい人になりたい・・・。
ここだけ切り取ると、papafunはおもしろい人になりたい人!って思われてしまうかもしれませんね。
しゃべりがおもしろい人ってどこにも居ます。あなたの隣にもいませんか?
芸人さんはしゃべり上手です。本当に羨やまです。
で、なんでこの本を買ったかと言うと、最近人前で話す事が増え、たまたまコンビニでこの本と出会い、手にとって少しめくってみると読みやすそうだったので購入したわけです。
ちょっと読んでみた感想は、この本の著者:野呂エイシロウさんの発想は凡人のそれとは全然違いました。気遣いというか、気づき力というか、アンテナというか、些細な事でも大ごとにするみたいな面白さを持たれて人だなって感じです。
で、この本の中で紹介されている、ビジネスマンならやりがちなミスがわかりやすくかかれていたので、紹介したいと思います。
憶測を見てきたように話す
上司「Aくん、X社のY部長、いつごろ結論が出せそうか言ってた?」
A「いやー、まだ厳しいんじゃないですか。来週いっぱいはかかると思いますよ」
上司「お前の意見をなんかを聞いていない!いつ結論をくれるか確認してないのか!」
引用:話のおもしろい人の法則 p126
とまぁ、Aくんは上司に叱られてしまうというワンシーンです。
上司と仲が良く、可愛い後輩なら叱られずに済みそうなものでもありますが、上司は激オコです。
何がよくなかったのでしょうか・・・
上司への報告は情報の出し方に気をつけよう
AくんはY部長が結論を出せる日を知りません。
ここは素直に「わかりません。今から確認してきます」とか「Y部長はなにもおっしゃっていませんでした」とか答えればいいところを、それだと芸がないと思ったのか、自分の想像を上司に伝えてしまいました。
ここで上司が欲しいのは「結論はいつ出てくるか?」それをハッキリさせたいわけですから、Aくんの身勝手な答えを聞きたいわけじゃないんですね。
AくんはY部長の近くで接しているので、その答えがまったく見当違いというわけでもありませんが、Aくんの回答には事実はありません。
そこで必要になるのが、情報の出し方だとこの本では言っています。
事実・伝聞・想像を分けて話す
改善例
「Y部長はまだなにもおっしゃっていませんでした(←事実)。ただY部長の部下の方のお話では、最近Y部長はかなりお忙しいらしく、すぐに答えは頂けない様子です(←伝聞)。少なくとも来週いっぱいはかかるのではないでしょうか(←想像)。」
引用:話のおもしろい人の法則 p128
最初からこのように伝えておけば、Aくんも上司に怒られずに済んだのではないでしょうか。
事実と伝聞と想像をきちんと使い分けることで、報告の質もグンと上がります。
最後に
話のおもしろい人の法則という本を買ったのに、なぜか真面目な話が書かれていて、思わずブログに書きました。
え?!これあるわー。やっちゃうわー。うんうん。
(なのに激しく怒られたことのない自分。環境が甘いのか?)
結果的にこれはおもしろい人に繋がっている??まぁ、どっちでもいいけど勉強になりました。
人間には口がありますね。そしてしゃべる事でコミュニケーションを取ることが出来ます。会社でよく聞く【ホウレンソウ】【報告・連絡・相談】もしゃべる事で相手に伝える事ができます。
人間である以上、正確に、的確に、わかりやすく伝える事は、仕事はもちろんのこと、家庭でも大切なことですよ。
口は災いの元とも言います。
大切なモノ(職位?家族?友人?)を失わないために、正確に、的確に、わかりやすく話しましょう。
ナナメ上の発想を手に入れたい方は、読んでみて下さい。