ミニバスに顔を出すようになったpapafun(パパファン)です。
子供達にどんな指導や、アドバイスを送っていますか?
今ミニバスの監督や、コーチをしている人は、過去にご自身もプレイヤーだった人が多いのではないでしょうか。
中にはプレイヤーとしての経験がなく、興味をもって独学で教え始めた人もいるかもしれません。
私は以前、中学・高校・社会人とプレイヤーとしてバスケットボールに参加していました。
しかし、プレイヤーとして参加していたのも20代中頃までで、それから10年くらいは年に1回バスケットボールをするかしないかのレベルになりました。
昔の知識はだいぶ古くなっていて、バスケットボールのルールの改正や、テクニック、中学生以上には適用されないミニバスの特殊ルールなど、新しい要素や知らなかったルールが存在し、元プレイヤーとしての知識だけで教えてはいけないと強く感じました。
子ども達にとってのミニバスとは
- 強くなりたい
- 上手くなりたい
- 楽しくやりたい
- カッコイイ
- etc
小学生がバスケットボールをする理由はいろいろあると思います。
もっと違う理由で、運動能力の向上のためとか、親に無理矢理とか、本当はサッカーがしたかったけれど、ミニバスしかなかったからとか・・・。
まぁ、いろいろあると思います。
大人にとってのミニバスとは
大人にとってのミニバスの関わり方は、①監督、②コーチ、③保護者のどれかではないでしょうか。
多くの監督やコーチは、ボランティアという形でミニバスに関わっていると思います。
だから監督・コーチが考えるチーム像もあるでしょう。
- のびのびプレイさせて上げたい
- 勝ちたい
- チームプレイを重視
- etc
ミニバスを教えるにあたって大事にしたいと思った考え方
私より少し年上で、5年ほどミニバスを教えている会社の先輩がいます。
その先輩は元々バスケ経験者で、学生の時に県代表にも選ばれたことのある人です。
だからバスケットボールの経験や知識は十分。
その人がコーチになったキッカケは、自分の子供がミニバスに入ったことでした。
1年だけ!と、始めてみたら抜け出せなくなり、自分の子供が小学校を卒業したあともコーチを続け、ズルズルと5年が経過。
本人いわく1年目は自分がプレイヤーだった頃の感覚で教えてみたものの、子ども達には伝わらず、何故出来ないんだろうかと首をかしげたそう。
体をイメージ通りに動かすことが、小学生にはなかなか難しいようでした。
2年目からは、バスケットボールの指導者として本気で勉強をして、チームを徐々に強くしていきました。
5年が経過した今では、県の上位に食い込むことが出来るほどのチームに仕上がったそうです。
そんな先輩に、バスケットボールの教本ってなにかあります?と質問しました。
それで教えてくれたのがコチラの本です。
前書きに、いいコーチとは「影響力」があることと書かれています。
技術についての知識や、戦術についての理解が深かったとしても、選手達にそれを伝えることができていなければ、影響を与えていることにはなりません
バスケットボールの教科書 P6
このページの最後にこう書かれています。
「時間は有限」です。みなさんがコートにいる時間は、みなさんの人生の時間でもあります
バスケットボールの教科書 P6
大人も子供も、わざわざ自分の時間という対価を払ってコートに来ています。
(対価?好きでやっていることだし・・・と最強すぎる感覚の人も多いことでしょう)
適当に放って入ったシュートが意味がないように、
- どうやってボールを持つのがいいのか?
- どうしたらボールが左右にブレずにまっすぐに飛ぶようになるのか?
- どうしたら力まなくてもシュートが飛ぶようになるのか?
まぐれで入ったシュートから、連続してシュートが決められるようになるために、再現性のある動作を練習から意識して身につけることが重要です。
今やっている練習は、なんのための練習なのか?を強く考える必要があります。
教わる側の子供も、教える側の大人も時間は限られています。
子供にとってミニバスは、これから長い付き合いになるかもしれない、バスケットボールの入り口です。
子供の時間を預かる。そう考えるとボランティアで教える監督やコーチの責任は重いかもしれません。
しかしそれ以上に、日々成長する子ども達の姿を見るのが、監督やコーチのやりがいなのかなとも思います。
まだミニバスに顔を出すようになって日も浅く、上手に指導やアドバイスは言えませんが、まずは子ども達と正面から向き合い、一緒に考える。
そこから始めたいと思います。
あとがき
私がミニバスに顔を出すようになったキッカケは、役所に貼ってあったミニバスの張り紙。
住み始めて5年が経過し、初めて自分の住む地域でミニバスがあることを知りました。
意外とポスターって効果あるのかも・・・。
息子がちょうど5歳になり、自分も昔はバスケットボールプレイヤーであったことも重なり、子供と一緒に体を動かせる良い機会ではと考えました。
実際のところ、体育館に息子を連れていっても練習に混じることはなく、体育館で遊んでいたり、校庭の遊具で遊んだり、自分のペースで遊んでいます。
雰囲気にも慣れて、早いところ練習に参加して欲しいところです。